空き家活用が話題!

空き家活用、くつろぎの食空間を 永福・森田光普社長

 

 

 

 

 

少子高齢化などで全国各地に空き家が増え、倒壊や火災の危険性があるなど社会問題化する中、「永福」(堺市)が展開する、空き家を飲食店に活用する再生事業が注目を集めている。囲炉裏(いろり)や中庭などを設けて昭和の香りを漂わせ、くつろぎの食空間が話題となり、こだわりの食材とスープを使った鍋料理も人気を集めている。

 --きっかけは

 「約8年前に大阪府泉大津市の道路脇にあった古い蔵を手掛けたのが始まり。工場跡地にコンビニエンスストアや理髪店が建設されたが、蔵だけが残っていた。知人に相談されて蔵の内部を視察したとき、隠れ家のような雰囲気が気に入り、飲食店として活用するアイデアがひらめいた。飲食店の経営は初めてだったが、当時はやっていたもつ鍋をオリジナルのスープで提供したところ、話題を集めてたちまち人気店となった」

 --古い建物を改修するのは大変では

 「蔵は野良猫が住みつくなどして荒れ果てた状態だったが、外壁を補修し、客席をしつらえるなど入念に修繕した。その次に手掛けた大阪府岸和田市の築約100年の古民家は、阪神大震災で半壊したまま放置されたらしく、屋根が半分だけ残り、畳から雑草が生えていた。2年かけて腐った部材を取り除くなど、大々的に改修した。堺市の築約80年の古民家は草が生え放題で、ひとけがなかったが、懐かしい雰囲気がよかった。不動産会社に問い合わせたところ、住人の男性が他界した後、空き家になっているとのことだった。その男性の娘2人に理解を得て、最低限の改修だけ施した。表札は、あえて残した。2人には『実家が残ってうれしい』と喜んでもらっている」

 --今後の展開は

 「関西国際空港の近くに大理石を敷き詰めた海岸がある。そこで閉鎖した売店を管理者の大阪府から借りて調理場として利用し、2014年、オープンカフェとしてリニューアルした。夕日の眺めが素晴らしく『マーブルビーチ』と呼ばれている。絶景スポットとして、さらに売り込みたい。昨年、友人の紹介で宮崎県の小林市と高原町に視察に訪れた。ある川沿いに祭られていた男性と女性の象徴をかたどった岩『陰陽石』が興味深かった。その近くに平屋の空き家があり、そこを改装し、観光スポットとして再活用する方向で協力したい」

 --経営の信条は

 「パッとひらめいたら、すぐに取り組む。感性が大切だ。理屈は後から付けられる。自分が不得意なことは、得意な人の協力を得ると大概のことは実現可能になる。ビジネスを通じて社会に役に立とうとする心も大切だ。空き家は社会問題となっている。困っている人がいれば、どんどん相談を寄せてほしい。一緒に再活用を考えたい」(栗井裕美子)

 

 

 

 

 

 

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000006-fsi-bus_all

 

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