Airbnb(エアビーアンドビー)空き家や空き部屋、民泊の話題!

だれもが思いつくアイデアを実行力で収益化したAirbnb

 

 

 

 

 


旅行者の潜在的な不満を解消

 せっかく海外旅行に行くなら、ツアー旅行で航空券とセットで付いてくるホテルの狭い部屋ではなく、「もっと広くてロケーションの良い部屋に泊まりたい」「(知人さえいれば)その人の家で暮らすように過ごしてみたい」と思う人は多いでしょう。あるいは急な出張で、ホテルの空きがほとんどないときに困った経験のある人もいると思います。

  そんな旅行者や、ビジネスユーザーの心をグっとつかんだのが、Airbnb(エアビーアンドビー)です。同社は、2008年に米サンフランシスコで創業しました。

  Airbnbが提供するのは、世界190カ国以上の空き家や空き部屋。最近、日本では「民泊」という名前が定着しつつありますが、要は、個人宅です。

  同社は、ホテルではなく個人宅の貸し手(ホスト)と借り手(ゲスト)をマッチングして、宿泊料のうち6~12%を仲介手数料として受け取っています。

  「長期で不在にするから貸したい」「投資物件として買った部屋を有効活用したい」というホストと、「素敵な部屋に泊まりたい」というゲストの思いを合致させ、あるようでなかったビジネスを実現させました。

  安全対策の問題などクリアすべき課題はあるとはいえ、Airbnbのビジネスは、スタートアップという観点から見ても注目すべき要素は多々あります。

 


スタートアップで成功する企業は「プロセス」がしっかりしている

 では、Airbnbのビジネスを「ナインセル」で分析してみましょう。

  ナインセルとは、第1回「ジョージ・ルーカス監督は卓越した経営センスの持ち主?」でも述べた通り、9つの質問に対する答えを9つのセルに当てはめて、ビジネスの全体像を俯瞰して「儲けの仕組み」を浮かび上がらせるフレームワークです。

  このうち、「プロセス」を抜粋した図を見てください。

  ビジネスは、「顧客価値」と「利益」を同時に生み出さなければなりませんが、それを実行し、軌道に乗せるために必要なのが、「プロセス」の[7]How(どんな手順で?)[8]What(強みは何?)[9]Who(誰と組む?)です。

  Airbnbは、以前紹介したUber同様、スタートアップと呼ばれる新興企業です。ゼロからビジネスを興して瞬く間に大成功を収めたスタートアップは、例外なく、この「プロセス」の[7]How(どんな手順で?)がしっかりしています。

  手順の詳細は、【購入前】【購入時】【購入後】の図に示しています。

  お客様は、「ホテルより広くて、暮らせるように宿泊したい」「急な出張でホテルが満室なときに、どこか泊まれるところはないか」などの問題を抱えていて、それを企業(Airbnb)は、ホテルでも旅館でもなく、個人宅の持ち主と組むことで解決しました。「部屋が空いていてもったいない」「投資物件を効率的に運用したい」など空き部屋活用の潜在需要は確実にあり、そこに目をつけたのです。

  さらに、これをユーザーインターフェース(UI)が良好で誰もが使いやすいアプリを提供することでビジネスとして実現させました。

 

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引用元:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160310-37438714-fukkou-ind