東京中野区の中野サンプラザ解体決定の波紋が話題!

中野サンプラザ解体決定の波紋 次なる“アイドルの聖地”はどの会場に?

 

 

 

 東京中野区にある複合施設「中野サンプラザ」が、中野区役所との一体再開発のために2018年以降に取り壊され、2025年には同跡地に最大1万人収容のアリーナを備えた集客施設が完成予定であることを、東京都中野区が発表した。

 これまでに山下達郎をはじめ、数々のアーティストがライブを行なってきた中野サンプラザは、モーニング娘。や℃-uteなどが所属するハロー!プロジェクトが多数公演を行なうことでも有名であり多くの人に親しまれている。また、武道館に続く一つ前のステップとして会場に選ぶグループが多いことでも“アイドルの聖地”として呼ばれる中野サンプラザにはどのような魅力があったのか。アイドルシーンに詳しい音楽評論家の宗像明将氏は、同会場の特徴をこう語る。

「一番後ろの席でも肉眼でステージ上を見ることができ、ファンの目に優しいといえる会場ですね。中野は新宿から電車で数分と交通の便もいいですし、会場自体も駅の北口改札を出ればすぐに辿り着くことができる立地の良さが特徴です」

 また、中野サンプラザはホールの中でも飲食が可能で、2階の売店ではビールやオペラグラスと一緒にサイリウムを販売しているなど、アイドル文化に理解のある会場としても有名だ。同氏はアイドルに限らずアーティストがさまざまな演出が行える会場であると指摘する。

「演出面では、アイドルやバンドなど、数々の出演者がライブを行なうなか、演者が客席に降りてパフォーマンスすることもある会場で、距離感の近さもまた魅力のひとつといえるでしょう」

 続けて宗像氏は、中野サンプラザの取り壊し以降、次の“アイドルの聖地”候補になりうる会場をピックアップしてくれた。

「次の“アイドルの聖地”として真っ先に候補として挙げられるのは、2017年7月に1,249席を有した多目的ホールとして生まれ変わる日本青年館でしょう。ほかにも、最近では夢みるアドレセンスがライブを行なった、港区の芝公園にあるメルパルク東京(約1,500人収容)や、現在もアイドルのライブが多数開催されている東京国際フォーラムなどにも注目したいところですね」

 AKB48が『ファーストコンサート』を開催したり、まだ改名前のももいろクローバーが初の単独ホールコンサートを行なった日本青年館などを“アイドルの聖地”に挙げた同氏は最後に、アイドルと会場を取り巻く現状について、こう語った。

「現在のアイドルシーンは、新宿BLAZEや赤坂BLITZが多くホール貸し出しを行なうといった状況も後押ししてか、スタンディング形式でのライブが主流になっています。通過点として中野サンプラザではなく、Zepp TokyoやZepp DiverCityを挙げるアイドルも少なくありません。一方で、日本青年館のリニューアルや、2018年に終了予定である渋谷公会堂の建て替え、2020年に実現予定の池袋劇場都市計画(豊島公会堂跡地)など、ホール規模の会場がどんどん生まれ変わっている動きもあります。中~大規模会場の選択肢が増えることで、今後シーンがどのように変動していくのか楽しみです。都心にも大型の多目的ホール自体はあり、今後アイドルにどれぐらい貸してくれるかが今後のポイントでしょう」

 4月9日に清 竜人25が『コンサート 2016 春』、4月27日にはNegiccoが『Second Tour“The Music Band of Negicco”』、4月30日は℃-uteが『コンサートツアー2016春~℃ONCERTO~』を開催するなど、まだまだ“アイドルの聖地”としての役目が続く中野サンプラザ。その水面下で動き始めている“ポスト・アイドルの聖地”を巡る争いは、どの会場に軍配が上がるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

引用元:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160404-00010002-realsound-ent