埼玉県川越市 菓子屋横丁で新店舗もオープンで話題!

川越菓子屋横丁火災1年 多くの支援で小江戸再建、新店舗もオープン

 

 

 

 

 店舗など5棟が全焼し、1人が死亡した埼玉県川越市の観光名所「菓子屋横丁」で発生した火災は、21日で1年が経過する。この間、各方面からの支援があったり、周辺に簡易型の消火設備が設置されたりした。多くの人の支えの下、悲劇を繰り返さないための教訓を胸に、少しずつ再建が進んでいる。

 「1年はあっという間でしたね。当時は少し前にぼやがあり、注意しようと話していたころ。何で…という思いでしたよ」。菓子屋横丁で長年、軽食店を営み、20店が加盟する「小江戸川越菓子屋横丁会」会長の浜野友久さん(66)は振り返る。

 火災が起きたのは、多くの観光客らでにぎわう日曜日の正午ごろ。突然の出火に、現場は騒然となった。店舗を含む5棟が全焼し、製菓店経営者が死亡。けが人も複数出た。「一生に一度あるかどうかの出来事。人が亡くなり、どうなるのか心配でした」。浜野さんは打ち明ける。

 市を代表する観光スポットの危機に、多くの人が立ち上がった。市自治会連合会は各方面に義援金を呼び掛け。市内の小中学校などからも寄付が寄せられ、善意は計1千万円以上になった。

 昨年9月には、市内の観光振興に活用する「川越市みんなで支える観光基金」の運用がスタート。市からの拠出金に加え、市内外から48万円の寄付が昨年度末までに寄せられた。近くの商店街で「菓子屋横丁 元気に営業しています」というポスターが張り出されるなど、再建支援は各方面に広がった。

 「市内外から多くの支援や励ましの言葉をもらい、勇気づけられた。皆さんのおかげです」と頭を下げる浜野さん。感謝の思いは尽きない。

 多くの人の支えを受け、菓子屋横丁は再建へ歩みだしている。焼失した店舗の再建策について、同横丁会や市内のNPOなどが協議。木造瓦ぶきの町家風で再建する計画を策定し、統一感を持たせることで小江戸情緒あふれるようにした。

 3月には菓子屋横丁全域をカバーできる簡易型の屋外消火栓を2基設置。消火設備のなかった地域に、火災対策が新たに施された。防犯カメラが設置されるなど、「以前とは防犯、防災への意識が違う」という。

 11日には火災で全焼した跡地に、新規店舗がオープン。新たなにぎわいを呼ぶ一方、いまだに建設途中の店もある。建設中の店舗は今秋に完成する予定だが、再建はまだまだ道半ばだ。

 「横丁会の人たちの意識もだいぶ変わった。安心して利用してもらうのが一番。今まで以上に楽しんでもらえるように努力していきたい」。真剣に話す浜野さんの言葉に一層、力がこもった。

 

 

 

 

 

 

 

 

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00010004-saitama-l11